「お金を使えなくなった話」を書いたあと、
自分でも少し不思議に思っていました。
節約が上手くなった、というよりも
そもそもお金を使う行為そのものが変わってしまった、
という感覚の方が近いからです。
今回は、その後の自分の生活が
具体的にどう変わったのかを整理してみます。
これは節約テクニックの話ではありません。
習慣と考え方がどう変わったか、という記録です。
目次
買い物の回数が、極端に減った
一番わかりやすい変化はこれでした。
「何かが欲しい」と思う回数が減ったというより、
買い物に行く理由そのものが減った、という感覚です。
以前は、
- なんとなく不便だから
- あると便利そうだから
- 安くなっているから
という理由で、普通に買っていました。
今は、
- 今すぐ困っているか
- 代わりが本当にないか
この2つだけで判断しています。
その結果、
買い物に行く頻度自体がかなり下がりました。
「迷う時間」が減った
意外だったのは、
お金よりも先に減ったのが迷う時間でした。
買うか、やめるか。
この判断に、以前はかなりエネルギーを使っていました。
今は、
「買う理由」ではなく
「買わなくて困る理由」を探すようになっています。
困る理由が出てこなければ、
その時点で見送ります。
選択肢を比較する時間も、
ほとんどなくなりました。
買ったあとに後悔しなくなった
お金を使えなくなった一番の副作用は、
後悔がほぼなくなったことでした。
買ったものに対して、
- 本当に必要だったのか
- もっと安く買えたのではないか
そう考えることが、ほとんどなくなりました。
なぜなら、
買う前の基準がかなり厳しくなっているからです。
「まあいいか」で買う場面がなくなると、
あとから自分を責めることも減ります。
逆に、少し困っていることもある
良いことばかりではありません。
正直に言うと、
生活の小さな快適さを後回しにしすぎている
と感じる場面もあります。
少し不便でも、
「致命的ではない」
という理由で、放置してしまうことが増えました。
節約というよりも、
我慢に近づいてしまっている瞬間もあると思います。
この感覚は、今も少し迷っています。
お金より「管理できている感覚」が大きくなった
以前は、
お金が減ることそのものが不安でした。
今は少し違っていて、
- 何に使っているか分からない
- どれくらい残っているか曖昧
こういう状態の方が、
はるかに不安になります。
使う金額よりも、
把握できていないこと
の方が、ストレスになるようになりました。
お金を使えなくなったというより、
「分からない状態が耐えられなくなった」
と言った方が近いかもしれません。
節約が上手くなった、という感覚はない
よくある節約の成功談のように、
- 家計が劇的に改善した
- 余裕資金が増えた
という実感は、正直あまりありません。
ただ、
無意識に減っていくお金に対する不安は、
以前より確実に小さくなっています。
それは、
節約が上手くなったからではなく、
判断の基準が自分の中で固まってきたから
だと思っています。
お金を使えなくなって、一番変わったのは気持ちだった
生活そのものは、
大きく変わっていないはずです。
けれど、
- 買う前の迷い
- 買った後の後悔
- 使っているのに実感がない感覚
これらが減ったことで、
お金に対する疲れは、
かなり軽くなりました。
お金を使えなくなったことは、
不便でもあり、少し危うさもあります。
それでも今の自分には、
「使えるようになること」よりも先に、
「どう判断するか」を整える時間が必要だったのだと思っています。
まとめ
・お金を使う回数そのものが減った
・買うか迷う時間が大きく減った
・買った後に後悔することがほとんどなくなった
・一方で、小さな快適さを後回しにしがちになった
・金額よりも「把握できているか」が不安の基準になった
・節約というより、判断の軸が整ってきただけだと感じている
Thank you for reading Labo Life.



