脱シャンプーを続けて約10年
― 途中経過ではなく「一度区切るための記録 ―
目次
はじめに|なぜ続編を書くのか
※この記事は、特定の方法を勧めるものではありません。
脱シャンプーを約10年近く続けてきた一個人の経過記録として、記しています。
2018年当時、この記事は「途中経過」として書きました。
その記事のタイトルは、
私がシャンプーをやめた日!本当に肌をきれいにするメソッド
「アレルギー体質の私が行った2年半の実践について」
でした。
当時、シャンプーで頭皮を洗うことは「当たり前」であり、
それをやめるという選択は、少なくとも一般的ではありませんでした。
私はそれを
方法論として紹介したかったわけではなく、
ただ「実際にやった一個人の記録」として残した
という感覚で書いていました。
正直に言えば、その時点では
「まだ結論を書くには早い」
そう感じてもいました。
ただ、それからさらに時間が経ち、
気づけば10年目が見えてきた今、
ようやく「一度区切って書いてもいい地点」に立った気がしています。
この続編は、
脱シャンプーを勧めるためのものではありません。
- 人それぞれ体質が違うこと
- 途中でやめた人の選択
- 改善しなかったケース
それらも含めた上で、
一人の人間が、長い時間続けた結果、どうなったのか
その事実だけを残すための記録です。
約10経って“落ち着いたこと”
「落ち着いた」と感じるまでにかかった時間
約10年という期間は、
決して短いとは言えません。
それでも今振り返ると、
本当の意味で落ち着いたと感じ始めたのは、その後だった
ように思います。
最初の数年は、
- 良くなったと思ったら戻る
- 安心したら、また荒れる
- 少し油断すると、すぐにバランスを崩す
その繰り返しでした。
「これで安定した」と思える期間は、
意外なほど短かったです。
ただ、ある時期を境に、
大きく崩れなくなった
そう感じるようになりました。
毎日が完璧なわけではない。
でも、以前のように一気に悪化することがなくなった。
これは洗い方だけでなく、
- 睡眠
- 食事
- ストレスとの距離感
そういった生活全体の向き合い方が変わった影響も、
確実に大きかったと思います。
正直に言う「変わらなかったこと」
期待しすぎると、必ず苦しくなる
脱シャンプーに限らず、
体に関することは、
期待値を上げすぎると、必ずしんどくなります。
- 「これをやっているのに、なぜ症状が出るのか」
- 「もう何年も続けているのに」
そう思い始めた時期も、確かにありました。
でも今は、
変わらなかったことも含めて、自分の体質
そう受け入れています。
完全にコントロールしようとしない。
「こうでなければならない」と決めつけない。
それだけで、
気持ちは驚くほど楽になりました。
やめたくなった“後半戦”の理由
「慣れ」は最大の敵だった
後半に入って一番厄介だったのは、
トラブルそのものではなく、慣れでした。
慣れると、
- 確認しなくなる
- 振り返らなくなる
- 状態を「当たり前」だと思い始める
その結果、
知らないうちに雑になり、
気づいた時には調子を崩している。
「続けているから大丈夫」
この思い込みが、
一番危険でした。
続けること自体が目的になりそうになった時期もあります。
でもその時、無理に続けなくてもいい、
そう一度立ち止まれたことが、結果的に今につながっています。
※脱シャンプーを続ける中で、精神的にしんどくなった時期や、やめるか迷った話については、別の記事で詳しく書いています。
5 今の結論|脱シャンプーは誰向けか
AGAとの向き合い方について
男性の場合、
AGAの存在を無視して語ることはできません。
脱シャンプーを続けたからといって、
- AGAが止まる
- 髪が必ず増える
- 薄毛が治る
そういった保証は、ありません。
ただし、
- 洗いすぎ
- 強い洗浄成分
- 必要以上の皮脂除去
これらによって頭皮環境が悪化していた場合、
その負荷を減らす意味は十分にあると感じています。
治療と生活改善は、
対立するものではありません。
必要なら医療を選ぶ。
同時に、日常の刺激を減らす。
どちらか一方ではなく、
両立させる視点が大切だと思います。
これからも続けるか?
続ける理由は「効果」より「負担の少なさ」
今も続けている理由は、
「劇的に良くなったから」ではありません。
自分にとって、一番負担が少ない状態だから。
- 気にしすぎない
- 追い込みすぎない
- 調子が悪ければ立ち止まる
それができる方法だった。
ただ、それだけです。
あとがき|あの頃の自分に伝えたいこと
もし、10年前の自分に声をかけるなら、
こう言うと思います。
「急がなくていい。
でも、違和感は無視しなくていい。」
時間はかかる。
遠回りにも見える。
それでも、
自分の体に優しいかもしれない選択を続けたことは、
間違っていなかった。
この記録が、
誰かの答えにならなくてもいい。
ただ、
「こういう人もいた」
そう思ってもらえたら、それで十分です。
この記録が、
誰かの判断材料のひとつになれば、
それで十分です。
脱シャンプーは、人生を変える魔法ではありません。
ただ、洗いすぎで壊れていた頭皮環境を、元に戻す時間を与えてくれる可能性はあります。
10年近く続けた今、そう感じています。
※当時の生活環境やストレス状態については、この記事では触れていません。必要な方は下記の記事をご覧ください。
※この記事は医療的な治療を目的としたものではなく、あくまで筆者個人の体験記です。
症状が強い場合や異常を感じた場合は、必ず専門医に相談してください。
最初の記録はこちら▼
Thank you for reading this blog, everyone 🙂



