はじめに
田舎に住んでいると言うと、
「静かでいいですね」
とよく言われます。
たしかに、夜は暗くて、車も少なく、
都会のような騒音はありません。
でも実際に暮らしてみると、
私はよくこう思います。
田舎は、思っていたより、うるさい。
今日はそんな、少しだけ意外な感覚について書いてみます。
田舎の音は、消えない音が多い
田舎の音は、
大きな音よりも、
ずっと続く音が多い気がします。
遠くを走る車の音。
農作業の機械の音。
工事の重機の音。
一つ一つはそれほど大きくありません。
でも、一つ一つの音がとても響きます。
建物が低く密集していないからです。
自然の音は、同じ「音」でも少し違う
鳥の声や、風の音、カエルの鳴き声
夜の虫の音もあります。
不思議なことに、
同じ音なのに、
こちらは、あまり疲れません。
むしろ、
静かすぎる時より、
落ち着くこともあります。
音の種類によって、
体の反応はずいぶん違うのだと感じます。
生活音は、距離が近い
田舎では、音の出どころが近いことも多いです。
隣の家の車の音。
草刈り機の音。
配達のトラックの音。
音そのものより、
「誰かの注意の外にある生活」
が、すぐそばにある感じがして、
気になる時があります。
日本の田舎ならではの音として、もう一つ、どうしても触れておきたいものがあります。
夜中にバイクを集団で走らせ、意図的に大きな排気音を鳴らす、いわゆる「暴走族」と呼ばれる行為です。
正直に言って、これは自然の音や生活音とはまったく質が違います。
特に静かな地域ほど音が遠くまで響き、想像以上に大きく聞こえます。
寝ている時間帯に走られると、本当に目が覚めてしまい、なかなか寝付けなくなることもあります。
田舎の音は穏やかだと思われがちですが、
こうした人工的で突発的な音が強く残ることもあります。
もし興味があれば、「日本の暴走族」という言葉で調べてみると、背景や実態が分かると思います。
なお、当然ですが、こうした行為は違法であり、真似をすれば警察に検挙されます。
静けさは、音がないことではなかった
以前の私は、
音が少ないことが、
静けさだと思っていました。
でも最近は、
音があるかどうかよりも、
その音を、自分がどう受け止めているかの方が、
ずっと大きい気がしています。
安心できる音は、
静けさに近い。
疲れる音は、
少なくても騒がしい。
そんなふうに感じるようになりました。
環境は、思っているより人をつくる
集中できない日や、
気分が落ち着かない日に、
原因を自分の気持ちだけに求めていました。
でも、
音や空気のような環境も、
確実に影響しているのだと思います。
暮らしは、
気持ちだけで成り立っているわけではない。
そう実感するようになりました。
まとめ
- 田舎の音は、大きいよりも「続く音」が多い
- 自然の音は、同じ音でも疲れにくい
- 生活音は、距離が近く感じやすい
- 静けさは、音の量ではなく受け止め方だった
- 環境は、思っている以上に人に影響している

